6/3~の戦略。重要指標や要人発言、そして米雇用統計❗
来週の材料を確認❗
3日月曜日
16:50 仏 5月製造業購買担当者景気指数(PMI) 前回 50.6、予想 50.6
16:55 独 5月製造業購買担当者景気指数(PMI) 前回 44.3、予想 44.3
17:00 EU 5月製造業購買担当者景気指数(PMI) 前回 47.7、予想 47.7
17:30 英 5月製造業購買担当者景気指数(PMI) 前回 53.1、予想 52.0
いきなり欧州圏PMIラッシュ。欧州は中国が重要な貿易先であり、米中貿易戦争の煽りを受けるのは避けられません。指標発表まで弱含みで織り込まれる可能性があります。
現在、欧州はドイツは長期金利が下げ止まらない状態ですが、先週末のチャートではユーロドルについてはドル売りが先行し、ドイツの経済悪化については無視されています。
↑のインジケーターはhttps://xmea.hatenablog.com/entry/2019/05/08/003644で配布中。
ファンダの効果がチャートに現れるのは時間差があることがあり、欧州指標発表とともに下に走る可能性があるので気をつけましょう。長期ではユーロドルはレジスタンスを上抜けるのではないかという予想と、底が割れるのではないかという見方があります。ドルは年内2回の利下げが予想されており、ユーロも弱いですがドルも弱い傾向にあり、売るのであればリスクオフが続く限り円高傾向は避けられないクロス円が有利と思います。ただしクロス円は東京時間に日銀ETF買いによる日経平均の調整や黒田砲という名の金融緩和が突然来るので9:00~15:00は安易なショートは気をつけましょう。
また、月曜22:45には米PMI、23:00には米ISM製造業景況指数が控えています。
米国経済が堅調かどうかは注目されているところです。
ドル円108.500に存在するNYオプションカットには23:00前後、吸い寄せられている可能性が高いので延々と下に走らないとは思っておきましょう。
一方、ユロルは1.11000に3日・4日オプションカットが存在します。従って指標が予想を下回ればユーロが週明けいきなり安値に挑戦する可能性は非常に高いです。
4日火曜日
13:30 豪政策金利発表 前回1.50%、予想1.25%
18:00 EU5月、消費者物価指数
オーストラリアは金利を下げる予想がなされています。スワップ目的でトレードされている勢もあるということですが、中~長期では上値が重い状態が続いており、下目線となっています。利下げに伴って下に走る可能性は高いですが、前々から予測されているので豪指標は発表後に逆行、指標後の値動きを全戻しするという現象がよく起こるので注意です。
5日水曜日
10:30 豪1-3月 四半期国内総生産 前回0.2%、予想0.4%
16:50 仏サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 前回51.7%、予想51.7%
16:55 独サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 前回55.0%、予想55.0%
17:00 EUサービス部門購買担当者景気指数(PMI) 前回52.5%、予想52.5%
17:30 英サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 前回50.6%、予想50.6%
豪GDPは1-3月なので前回を上回る可能性はありえます。
そしてまたもやPMIラッシュ。前回、予想共に50.0%を上回っているのがミソ。PMIは50.0%を下回ると景気後退と判断され、重要度★★でありながらナイアガラの原因にもなりえます。もし月曜PMIがポジティブサプライズで上振れていたらチャンスです。指標発表と同時のエントリーはハイリスクなので、チャネル上限まで目一杯上げたとこでショートを打ってみたいですね。
21:15 米5月ADP雇用統計 前回27.5万人、予想18.3万人
22:45 米5月サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 前回50.9%、予想50.9%
23:00 米5月ISM製造業景況指数 前回55.5%、予想55.5%
米雇用統計前哨戦。ドル円は急落中ですが、誰もが下目線の中のポジティブサプライズには要注意。頭が売りで固定されていてポジポジしてると一気に焼かれる可能性がありえます。
6日木曜日はドラギナイト
18:00 EU 1-3月 四半期域内総生産 前回0.4%、予想0.4%
20:45 ECB政策金利発表 前回0.00%、予想0.00%
21:30 ドラギ記者会見
EU圏は年内の利上げは絶望的であることが発表されており、金融緩和政策としてTLTLOの第3段が9月に行われることが決定しています。ここで注目されることは、一旦は経済後退が一服していた欧州圏の経済の回復・成長率見通しについてのコメント。この状況で回復は厳しいと思われます。
日足ではユーロ円はまだ下げる余地がありそうです。
21:30 米4月貿易収支 前回-500億ドル、予想-500億ドル
21:30 米 前週分 新規失業保険申請件数 前回21.5万件、予想21.5万件
21:30 米 前週分 失業保険継続受給者数 前回165.7万人、予想166.2万人
4月の経済指標はまだ堅調である可能性があり、各指標ごとの対象となる期間のギャップに注意。
7日金曜日 メイ首相辞任、中国祝日
12:50 黒田日銀総裁の発言
21:30 米5月 非農業部門雇用者数変化[前月比] 前回26.3万件、予想18.0万件
21:30 米5月 失業率 前回3.6%、予想3.6%
21:30 米5月 平均時給 前回0.2%、予想0.3%
21:30 米5月 平均時給[前年同月比] 前回3.2%、予想3.2%
日銀総裁発言はいつも通り据え置き金融緩和継続でしょうか。というか、最早それしか手段がない状態になってます。含み損抱えたナンピンに証拠金を増やすのと同じですな。
米雇用統計いよいよ本チャン。今後の流れに大きく影響しそうです。特に平均時給は最近注目されやすいところであります。反面、雇用者数変化は完全雇用ということであればプラスである限り低くてもあまり下落しないこともあります。これだけ荒れ狂った5月の指標予想が前回と同じ、というのはフラグでしょうか。予想下回る気しかしないのですが・・。さてどうくるか。
ちなみにメイ首相辞任宣言した瞬間はポンドは爆上げ、ほとぼりが冷めるとちゃっかり下げるという、皮肉な結果でした。
沢山の指標や要人発言がありますが、現在のリスクオフの震源地はトランプ。
いつ来るかわからない★~★★★★★レベルの要人発言が気まぐれにツイッターを通して行われます。
自動売買にとっては紛れもなく苦手な相場です。
ドル円週足チャートをもう一度眺めてみる
フラッシュクラッシュもこうしてみるとまだまだ下があるんですね・・。
日足。このままだとダブルトップになりそう。
リスクオフの雰囲気はそう簡単には拭えないと思うので、戦略はクロス円はシンプルに有利な場所でS一択。下げ止まったように見えても色気を出してロングをすると下に走られる可能性があります。
長期足では調整の余地があるので、値幅を稼ぎたければ戻りをとにかく待つ。
無理な指標トレードは控えましょう。急落を観測した時に順張りを入れて利確せず持ち続けると逆行のリスクとなります。長期チャネル下限に突っ込むと跳ね返され、行って来いで焼かれる可能性があります。ボラが高い中に突っ込むのはスピードの出ている車が行き交う車道に突っ込むのと同じ。安全な場所で停車したときに乗りましょう。
絶好のチャンスが来るまではとにかく生き残ること優先(´・ω・`)
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