FXの自動売買(EA)は本当に勝てるのか検証してみた

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【4/22~】相場予想 -希望と絶望のユーロドル-

 

 こんにちは(´・ω・`)新年号も目の前ですね。

相場はイースターを迎え、来週の相場はドル円を含めて大きな節目を迎えそうな気がします。

 

 ところで、僕の好きな通貨はユーロ、とくにスワップがもらえるユロルSについてはアンテナを張っているつもりです。そこで朗報、先週ユーロは大きくズッコケるような下落を見せました。特に4/18の下落が著しいです。

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下げる直前はダブルボトムにも見える順調な上げだったのに・・なぜこんな事が起こってしまったのでしょうか?

 

 ファンダメンタルズ的な前提から言うと今、EU圏の経済はかなりイケてないです。イタリアは完全に景気後退期に突入し、フランスも追うように悪い指標を叩き出します(今の仏指標はヤバいです。直前にL持ってるとHAGEます)。

そこで辛うじて支えているのがドイツ、そしてイギリスです。

 そんな中、4月18日に発表された独製造業PMI速報値は44.5と市場予想の45.0より弱い結果となり、一気に下へ向かいました。目安として、50を割るとヤバいです。ドイツが景気後退するとEU経済はガタガタになってしまうので利上げどころではありません。恐怖のドラギナイトが訪れます。ただ、イギリスのEU脱退延期の期限が半年も延び、脱退期限だった4/12には大きな買い戻しが入っていました。

 しかし離脱問題と経済回復は、間接的な関与はあっても、まだ離脱していない以上あくまで別問題。その後ECBメンバーから景気回復に対する懸念の声から下落開始。そこからの4/18の独PMIで一気に落ちました。

 ちなみに、直後の英指標は良かったので、結構戻すんじゃないか?と思ってうかつに買いをいれた私はやけどしました😥ファンダメンタルズの効力はいつ発揮するかがわからないので、まずはテクニカルを優先すべき、願望じゃなく現実を見ろというのが教訓です。

 

さて、絶壁チャートに戻ります。

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 下落の翌日、戻しはどこだったかというと、4/19の欧米不在のイースターの間でした。そして、フィボナッチ・リトレースメントの節目、23.6%ラインが1.12500付近にあります。

 ここまでが反発ラインだとすれば、強力なトレンドということになり更なる下落が予想されます。逆に言えば、ユロル復活のためには1.12500を上抜けることが絶対条件です。つまり、攻防の拠点となる要塞のようなラインです。

 仮に週明けここから素直に下げた場合、フィボナッチ・エキスパンションでは1.12000にFE61.8が存在。次なるターゲットFE100.0は1.11750となっております。つまり、1.12500を上抜けられないということは年初来安値の更新を狙いに行くとほぼ同義であるため、欧米が休みの間に買い側は必死で買い支えようとします。ユーロの命運を分けますからね。

 

では週明け、今のポジションから上げた場合は?

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当然第一目標は1.12500、次に1.12580。続けて1.12700が直近のターゲットとなることが予想されます。月曜日は欧州市場はイースターで休みということなので、置き去りになった売りオーダーを次々と食い荒らしていき、思いがけぬ上昇、というストーリーも考えられます。あんまりやりすぎるとその後の報復が怖いですけどね(´・ω・`)ファンダメンタルズを無視した高騰は、後にバブル的な大きな反発となって返ってきます。いつになるかはわかりません。

 

【1時間足】

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 高値は大きく下げてますが、安値を切り上げているように見えるのが、買い側の希望です。ドルについては現在動きを停止しているので判断が難しいところです。200日線(白いライン)を見ると、下げるのが自然のように見えるが・・。

 

【でっかく日足】

 

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左下に実は2017年4月のフランス大統領選挙による窓があり、いつ閉めに行くか、とユロルトレーダーたちはソワソワしているところです。閉めに行った場合、チャートは教科書でよく見る三尊の形になりますね。

 

最後にオアンダのksポジチェック

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オーダーでいえば、買いがやや優勢に見えます。意外と底は硬いのかもしれません。ただ、所詮個人投資家のポジションなので、機関が本気を出せば吹き飛ぶので過信は禁物です。ポジションについては、ショートとロングが両方捕まっていますね。ショートについては捕まっている位置が有利な場所なので、こちらについてはショート優勢です。上も下も硬い、月曜日はあまり動かないかもしれませんね・・。


-まとめ-

ファンダメンタル的には安値更新の流れ、しかしイースターによる欧州の月曜休みにより、ヘッジファンドにとっては不意を突いた買いを仕掛けストップ狩りのチャンスでもあります。来週の始めの時点ではどっちに転ぶかはわかりませんが、EU圏の経済が今のままだと長期的には下目線です。

節目は1.12500、ここを突破し上抜けた場合は売りはしばらくお預けと思って良いでしょう。

 

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