これをやると利益が伸びなくなる!?EA運用で気をつけるべき事
EAのポジションを手動で利確・損切りしたことがある?
— やんやん@FXインコ (@yanyanFX) 2019年5月15日
「EAのポジションをどれだけいじるか」についてのアンケ結果 が出ました。
「ポジションに手を出さない❗」という方は少数派のようです。半裁量を積極的に行うという方もそれなりにいらっしゃるようです。
この結果に対する僕の考えですが、裁量スキルは人によって様々なのでどれが正解か、ということはないと思います。ただ、相場観を読めるならやはりハイリスク・無謀なポジションは切るべきだと思っています。一定の水準のロジックのEAであればすかさず撤退することも可能で、最近は優秀なEAも増えているように感じます。一方で、逆行する材料がエントリー後新規で出たのに耐え続ける、というのは「検証目的」でなければ切ることをおすすめします。投資では損失を抑えることが稼ぐことと同等以上の意味を持ちます。もちろん、EAのポジションに手を出すのは自己責任です。
与沢翼さんの自動売買に対するイイ話。結構前のお話なのでEAの環境は今はある程度変わっていると思います。僕は兼業なのでトレードを任せているのですが、自動に任せて思考を依存するとみるみる下手になっていきます。
さて、今回はEA運用の上でリスクを上げてしまい利益が伸びにくくなる行為をまとめてみました。完全に任せている人が少数派である以上、EAといえどもメンタルや運用のスキルが求められそうですね。
ー EAハイリスク行為 ❗❓ ー
①トレンドが続いているのに裁量で微益利確
投機・投資のメンタル面の大きな壁、いわゆるプロスペクト理論と言われるものです。
エントリー後、または含み損から微益の状態になり、逆光により含み損に転じないかと不安になってしまうのを恐れ利確をする。不利な状況であれば止む終えない判断ですが、これから利益を伸ばしていくための始めの段階で利確してしまうと、利益を伸ばせなくなってしまいます。
試しに、バックテストでTPを抑えてみるとどういう結果になるかよくわかるとおもいます。トレンドが続いているのかどうか、裁量スキルも必要になってくるので、不安であればEAのロジックに任せて手を出さない、といったことも必要かもしれません。含み益から含み損に転じる前にトレンドを分析した上でちゃんと利確・あるいはそのまま利益を伸ばせる。大きな含み損から微損・微益に転じたところで、それ以上勝ち目がなければ利確や損切できるEAは優秀です。このロジックがちゃんと効いているかがEA選びのキモだと思っています。
②同じ通貨ペアのEAをロット分散せず連ねる
沢山の優秀なEAがあり、複数稼働させたい!気持ちは充分わかります。しかし、トレンドフォロー型のEAだとエントリーポイントが似通ってくることがあり、大量エントリーの可能性が高まります。ドル円EAを複数運用されている方は、経験があるかと思います。もしEAを狩られた場合一斉に負けてしまい、大きな損失を出してしまいます。後に述べるハイレバ高ロット運用と同等の状態になってしまいますので、ロットは分散を推奨します。自分の運用しているEAがどういうタイミングでエントリーするのか?程よくばらけているなら運用はしやすいでしょう。
他のEAとエントリーのタイミングが被りにくい、独特のロジックを持ったEAもあります。利確・撤退の判断はすこぶる優秀です。
③ハイレバ高ロット運用
最早コメントは無粋でしょう。負けないEAが存在するならやってみたいところですが(バックテスト負け無しの代わりにエントリー頻度が極端に低い非売品EAは存在するみたいです)なかなかそうはいきません。
適正ロットはバックテストで確認しましょう。余力に対してロットが大きくなると、大抵の場合はすぐに余力が尽きてしまうはずです。
④重要指標・要人発言またぎ
FOMCの政策金利発表、米国雇用統計、パウエルやドラギ総裁、トランプ発言。最近では欧州PMIも大きな影響力を持つことがあります。テクニカルを無視していきなりナイアガラ等もあるので、毎回稼働停止とまでは言いませんが、警戒するに越したことはないでしょう。ただ、FOMCは100pipsは動くこともあり、タイミングが分かっているのでこのクラスの指標になると停止したほうがいいかもしれません。
⑤強力なトレンドの翌朝の運用
こちらの記事でも解説しました。トレンドフォロー型のEAは押し目や戻りを狙うので、FOMC等で生じた強力なトレンドは日本時間朝になると穏やかになり、押し目と判断したEAが一斉にエントリーすることがあります。一時的にEAを停止させておくか、ロットを調整しておきましょう。
⑥金曜深夜の稼働
ポジションを週末もちこすと、トランプ砲などで窓ができてしまい、そのままポジションを狩られることがあります。これを避けようとする大口もいると思われるので、金曜深夜はポジション調整により実利・それまでのトレンドと逆行することがよくあります。稼働時間を調整してくれるEAも増えてきたので、頼もしいですね♪
⑦【賛否両論?】ドローダウンしたらすぐロットを下げる
ロジックが一定の水準を満たしているEAであれば、ドローダウン後ある程度持ち直すことは期待して良いと思われるので、利益を伸ばせる段階でロットを下げてしまうと右肩下がりのフォワードになってしまいます。なので、多少負けが混んでも、信頼できるEAならば見守ることも重要です。どんなEAでも不調な時期はいずれ来るので、 見極めが重要かと思われます。本当にドローダウンしきってしまうEAも今までにあります。熱心な製作者さんであればバージョンアップに努めて下さることも。バックテストとフォワードは別物なので、相場観を見極めるスキルも役に立つと思います。基本的に、勝ち負けでコロコロ ロットを変えるのは個人的にはあまりおすすめはしないです。
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