トランプ来日、材料再確認❗ - FXの自動売買(EA)は本当に勝てるのか検証してみた

トランプ大統領ついに来日❗この土日で沢山の材料がでました。

今現在のリスクオフの状態は、米中の問題が主軸になっていますが、クロス円の値動きを予想するには、日本へのスタンスがとても重要になります。

表向きは仲良くゴルフに相撲観戦、そして炉端焼き。しかしその腹の内は？材料を再確認していきましょう。

　自動車貿易やTPPについての決定が部分的にせよ土日で出てしまうと窓開けが大きくなることは覚悟しなければなりません。爆弾にもなりうる材料ですが、今の所合意はないということで、ひとまず警戒は薄れます。

トランプ氏、貿易赤字の削減に意欲示す経営者との会合で https://t.co/c1wQpkvZ2U #tbs #tbs_news #japan #news
— TBS NEWS (@tbs_news) 2019年5月25日

　いつものリップサービスですね。AI相場では根拠はなくともポジティブ発言だけで予想外の反発上昇を示すことがあるので注意が必要です。人間にとっては出まかせでも、アルゴリズムにとっては買い材料。流れについていくことが必要です。

　中国、韓国、そして日本も睨んだ発言かもしれません(韓国は為替操作はしていないと発言していますが・・)。日本は継続的な金融緩和やetf買いで日経平均を釣り上げ間接的に為替に影響を与えていることは既にバレていると思われ、釘を刺されています。かといって買い増しに買い増しを続けた日銀が売ると強烈なナイアガラを生じるため、どうしようもない状況なのが悩みどころ。トランプの発言を無視すると強烈な一手が待っているのはご存知の通り。

　対象が不明瞭なので、今はクロス円に大した影響はまだないでしょうが、関税発動など具体的な行動に移されるとかなり苦しい状況になります。

トランプ大統領、日米貿易の不均衡を批判　対米投資呼び掛け | Article [AMP] | Reuters https://t.co/dKSyCw7huU
— やんやん@FXインコ (@yanyanFX) 2019年5月26日

　前々から繰り返されていた内容ですが、念を押して米に投資しなさいとの発言。米自動車への投資だけでは足りないようです。

Great progress being made in our Trade Negotiations with Japan. Agriculture and beef heavily in play. Much will wait until after their July elections where I anticipate big numbers!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2019年5月26日

　トランプのツイート。なにやら日本の妥協を引き出した様子で、7月の選挙後がそのタイミングであるようです。農業関係に力を入れると宣言した直後ですが、日本は米の自動車だけでなく米の農業も支援することになるのでしょうか。

今までは日本が有利だった、そして今後公平になっていくだろう、との発言。日本車に対抗心を燃やしています。

　年金問題、医療費の圧迫、海外に売り抜かれる企業、段々と立場が危うくなる技術面。衰退する中で差し伸べる話は乏しく、要求される流れに。米に更に投資する余力は大丈夫なのでしょうか。ひとまず悪い方向への強烈なサプライズはなく、予想通りというところでしょうか。

ドル円はどうなる？

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